「とやまレッド」を作った球根農家
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とやまレッドを作出した高木正文氏を今回はご紹介します。
富山県を代表する「黄小町」の栽培面積日本一の高木さん20年以上も前に黄色の生産ほ場の中に赤い花を一株見つけました。この一株を毎年植え替え徐々に増やしていき、ようやく昨年種苗登録がおり「赤小町(仮名)」が誕生しました。残念ながら「赤小町」では登録が取れないため、100以上の名前を考えましたが他の作物に似た名前があったりと半年近く名前が決まらないままでした。
この品種は非常に生産性が優れており、将来は日本で一番消費される赤いチューリップになることは間違いなく。またチューリップの本場オランダでも非常に高く評価されていることから、世界に羽ばたく品種になってくれると思っています。
そこで世界中のみんなに覚え易い名前で、富山県から生まれた品種をイメージしやすいのはと考え、思いついたのが『とやまレッド(TOYAMA RED)』でした。