ダッチアイリスの育て方
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ダッチアイリスの育て方
ガーデン用のアイリス。白・黄色・紫などガーデニング、切花としても人気の球根花です。
【植付け】 屋外
①用土
水はけのよい土が適しています。酸性土壌を嫌うため、植付2週間くらい前には石灰を混ぜ込んで中和してください。鉢に植えるときは市販の培養土でも大丈夫です。
②植え付け場所・置き場所
日当たりを好みますが、休眠期(7月~9月)、土の温度が上昇しすぎると球根が消耗してしまう場合があります。鉢植えの場合は、夏場、雨のかからない日陰に移動してください。高温多湿に弱く、球根が腐敗する場合があります。
③植え付け方
◆庭植えの場合
植付け前に元肥を散布しよく耕します。球根と球根の間隔は約10~15㎝くらいあけて覆土は約5~10㎝くらいかけてください。
◆鉢植えの場合
直径約21㎝の鉢に約10球を目安にしてください。ダッチアイリスは根が深く伸びる性質のため、鉢は深めのものを選びます。寒さに遭遇しないと花を咲かせないため、冬は戸外で栽培しましょ
【水やり】
地植えでは、雨が降らず乾燥が続く場合はお水をあげてください。鉢植えは乾きやすいため土の表面が乾いていたら、鉢底から水が出てくるまで、たっぷりと水を与えましょう。過度に乾燥しすぎると花が咲かない場合があります。
【花後の管理】
花びらが落ちるとカビの病気になる場合があるため、葉を残して摘み取ります。植えっぱなしでも大丈夫ですが、球根を堀上げる場合は、葉が枯れてきたら球根を堀上げましょう。
葉や根、土を取り除き、ネットなどに入れて日の当たらない、風通しの良い涼しい場所で保管してください。その際、球根が腐りやすくなるため水洗いはしないでください。
【肥 料】
植付前、元肥として緩効性化成肥料を土によく混ぜます。油かすや鶏糞などは与えないでください。庭植の場合は追肥の必要はありませんが、植えっぱなしの場合は10月~11月頃にパラパラと緩効性化成肥料を撒いてください。緩効性肥料を元肥に与えれば、追肥の必要はありません。
▶元肥 花壇:約20~25g/m2 鉢・プランター:約3~5g/鉢
*緩効性化成肥料として、球根専用肥料をおすすめしています
【病害虫】
高温多湿や多肥によって球根が腐敗することがあります。一度発生すると治すことはできないため、発生株を見つけ次第、周囲にうつらないように抜いて廃棄してください。