アネモネの育て方

学名:Anemone
和名:ボタンイチゲ(牡丹一華)
科名: 属名:キンポウゲ科 / アネモネ属
原産地:地中海沿岸
耐寒性:強い 耐暑性:弱い

アネモネの育て方

アネモネはクリスマスローズやクレマチスと同じキンポウゲ科の球根植物で、花びらに見える部分はがく片です。2月~5月にかけて開花し、赤、白、紫など八重咲き品種などがあります。

【植付け】 屋外

①用土

水はけのよい土が適しています。酸性土壌を嫌うため、植付2週間くらい前には石灰を混ぜ込んで中和してください。鉢に植えるときは市販の培養土でも大丈夫です。

②植え付け場所・置き場所

日当たりを好みますが、休眠期(7月~9月)、土の温度が上昇しすぎると球根が消耗してしまう場合があります。鉢植えの場合は、夏場、雨のかからない日陰に移動してください。まだ気温の高い時期に植え付けると球根が腐る場合があるため気温が低くなってから植え付けてください。発根の適温は9~13℃です。

③植え付け方 

◆庭植えの場合

植付け前に元肥を散布しよく耕します。球根と球根の間隔は約10~15㎝くらいあけて覆土は約3㎝くらいかけてください。

◆鉢植えの場合

直径約15㎝の鉢に約3球を目安にしてください。寒さに遭遇しないと花を咲かせないため、冬は戸外で栽培しましょう。

 

【水やり】 

鉢植えでは、軽く湿らせた用土に球根を植えつけるので、植えつけ直後は水を与えずに、土の表面が乾いてから水やりします。その後は、初夏に地上部が枯れるまで、用土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。地上部が枯れたら水やりをやめ、雨のかからない日陰に置いて鉢土を完全に乾かします。10月になったら、再び水やりを開始してください。雨水がかかる庭植えでは、水やりは不要です。

【花後の管理】

花びらが落ちるとカビの病気になる場合があるため、葉を残して摘み取ります。植えっぱなしでも大丈夫ですが、球根を堀上げる場合は、葉が枯れる時期(7月頃)に球根を堀上げましょう。
葉や根、土を取り除き、ネットなどに入れて日の当たらない、風通しの良い涼しい場所で保管してください。その際、球根が腐りやすくなるため水洗いはしないでください。

 

【肥 料】

植付前、元肥として緩効性化成肥料を土によく混ぜます。油かすや鶏糞などは与えないでください。庭植の場合は追肥の必要はありませんが、植えっぱなしの場合は10月~11月頃にパラパラと緩効性化成肥料を撒いてください。

▶元肥 花壇:約20~25g/m2  鉢・プランター:約3~5g/鉢

▶追肥 鉢植えの場合、表土にぱらぱらと撒く

*緩効性化成肥料として、球根専用肥料をおすすめしています

 

【病害虫】

花びらが落ちた後は、通気性が悪いとうどん粉病や灰色かび病が発生する場合があります。こまめに花がらを摘み、通気性の良い場所で育てましょう。