ネット栽培方式の導入

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チューリップの球根の生産量が日本一の砺波市で、労働時間やコストの削減につながる、「ネット栽培」と呼ばれるオランダの栽培方法が試験的に導入されることになり、20日に記念の式典が開かれました。
式典は、砺波市の富山県花卉球根農業協同組合の近くにある農地で開かれ、ネット栽培で使う特殊な農業機械の前で石井知事などがテープカットをして導入を祝いました。
組合などによりますと、ネット栽培は、世界一のチューリップの産地、オランダで開発された手法で、編み目が1センチ四方ほどの、ポリエチレン製のネットの上に球根を並べたうえで、土を被せて育てます。
球根を収穫する時は、専用の農業機械でネットごと引き抜くだけで済むため、現在の手作業に比べて労働時間やコストの削減につながるということです。
これに合わせて組合では、専用の農業機械もオランダのメーカーなどと共同で開発していて、国内の農地の規模に合うよう、オランダで使われている機械より小型化した上、球根の植え込みから収穫まで1台で行えるよう改良したということです。
組合では、栽培農家が減少する中、ネット栽培の導入が、新たな担い手の確保にもつながると期待していて、30アールの農地に試験的に導入し、その結果を見ながら本格的な導入につなげたい考えです。
石井知事は「生産性の高い球根の栽培につながると期待している。
砺波市が日本一の産地というだけでなく世界に打って出られるようなレベルになるよう、県としても支援していきたい」と話していました。

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