奥 峰子のガーデニングレッスン Ⅰ

奥峰子さん伝授!!コンテナ&花壇の作り方

『チューリップで彩るコンテナ』

 コンテナでチューリップを楽しむ場合、チューリップだけを思い切りたくさん植えるのも素敵ですが、長い冬の間地上部に何もないと、うっかり水やりを忘れてしまってチューリップが上手く咲かないという事があります。何か植わっていれば水やりを忘れるということもありません。
また、チューリップだけではコンテナと咲いた花の間はみどりの葉だけになりますが、他の草花を一緒に植えるとコンテナ全体が花の色に覆われていっそう華やかになります。そして植え付けた時からチューリップが咲き終わったあとまでの間きれいなコンテナを眺めていることが出来ます。11月に植え付けたとすると5月までの約半年はそのまま楽しめるというわけです。
コンテナでは植える草花の数に限りがありますが、高さや花の形が異なる2種類以上の草花を組み合わせるとボリューム感も出てチューリップの花も引き立ちます。
コンテナにチューリップを植える時は、チューリップの球根の頭の部分が薄く土をかぶる程度に浅く植えることが大切です。花壇と同様に深く植えると根が伸びるスペースが足りなくなってしまうからです。
しかし、浅く植えた分だけ乾燥しやすいので水やりが大切です。ほかの草花と一緒になっていればきちんと水やりが出来るので安心です。
チューリップで彩るコンテナ

チューリップで彩るコンテナ

 

『チューリップが主役の花壇』

 チューリップの花壇というと、一般的にはたくさんの種類のチューリップを幾何学模様に植えている花壇を多く見ますが、個人の庭の花壇の広さでは十分に模様が描けないこともありますし、コンテナ同様に球根を植えてからチューリップの花が咲くまでの間、花壇がずっと寂しいままになってしまうことも懸念されます。家庭の花壇でチューリップを主役として長い間きれいに楽しむなら、いくつかの草花とともに少なくても2~3種類のチューリップを使うことをお勧めします。
チューリップの色や花の形を変えたり、高さの違うものを組み合わせたりすると楽しさが広がります。花壇は遠くから見た時の印象も大切ですが、近づいた時にもより一層きれいに見えるようにするのが大切なことです。例えば遠くから見た時にはきれいでも近づいてみると土が沢山見えていたり、雑草がたくさんあったりするとガッカリです。近づいた時に土や雑草が見えないようにするためにも全体に草花を植えるとそれをカバーすることが出来ます。また、多くの場合、花壇に近づくにつれて花を上から見ることになります。写真の例のようにフリンジ咲きの花や、花の内側の底が黄色くなっているなど、近づいて上から見た時に違った発見が出来るようなタイプの花があるとより一層楽しくなります。1種類の草花をベースにして何種類かのチューリップを咲かせるのが最もオーソドックスなデザインですが、チューリップが咲くまでの間は1種類の花だけの花壇になりますので、長く華やかな花壇を楽しみたい場合には何種類かの草花を使うと良いでしょう。
チューリップが主役の花壇

チューリップが主役の花壇

 

今回のガーデニングポイント!

 1.パンジー、ビオラ、ノースポールなど春になると株が大きく広がるものは、株間を十分にとって植えましょう。そうしないと5月まできれいな草姿を保つことができません。目安は株間20cmです。
 2.チューリップと草花の苗を植え付ける時は、最初に草花を植え付けたあとに、株間に球根を植付けていくようにします。

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