冬咲きチューリップの育て方(屋外栽培用)

冬に咲くチューリップの商品化に成功!その名も「冬咲きアイスチューリップ」

冬咲きチューリップ球根(屋外栽培用)は、1月に露地植えで、季咲きよりも早く開花し、花長持ち!

冬咲きチューリップ球根(屋外栽培用)は、1月に露地植えで、季咲きよりも早く開花し、花長持ち!


普通の球根よりも生育スピードが速い「冬咲きアイスチューリップ」をご紹介します!
冬咲きアイス球根は7~10月の期間、球根保管時に様々な温度処理を行います。
人工的の冬の季節を体験した球根は11月に植えつけると、10~15℃の低温化でも芽の伸びが進んでいきます。そして春が来る前(2~3月)に咲きだします。寒い時期に咲くので低温下なら約1か月花を楽しむことができます。

開発までの道のり~日本各地の公園で栽培実証試験を実施

富山県花卉球根農業協同組合では長年にわたり、日本各地の公園で生育試験を行いました。その結果、日本各地の公園で様々な品種を冬に咲かすことができるようになったのです。

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冬咲きチューリップ(屋外栽培用)の栽培ガイド

普通の秋植え球根と違い、冬咲きアイス球根は春化処理をしてあるので、春が来る前に咲きだします。寒い時期に咲くので低温下なら約1か月花を楽しむことができます。
比較的暖かい11月の時期に成長するため、購入後すぐに植えつけてください。
すぐに植えられない場合は冷蔵庫や冷暗所で(5~10℃)本パッケージのまま保管ください。


開花時期の目安

開花時期は気温・栽培方法によって異なります。早期開花の充分な効果を得るために日当たりの良い、なるべく暖かい場所で栽培をしてください。積雪のある寒冷地では露地植えも可能ですが、鉢植え栽培にて雪や霜の当たらないところでの栽培をお勧めします。


発根部を傷つけない

冬咲きアイス球根は根の出る発根部が発達しており、植付後非常に速く根が伸長します。発根部はデリケートですので傷つけないように丁寧に扱ってください。
またチューリップは発根部が茶色の外皮に包まれており、根の伸長の妨げになるため外皮をむく必要があります。ヒヤシンス・スイセン・ムスカリなどはその必要はありません。


植付の深さ

普通の球根に比べ、浅めに植えます。土の温度は浅いところほど、太陽光によって暖かくなりやすく生育は促進されます。寒冷地の場合はチューリップの場合で球根1個分くらい、暖地の場合は球根0.5個分くらいの目安で土を被せてください。


水やりの仕方

冬咲アイス球根は生育のスピードが速いので、たっぷりと水をあげてください。
植えた当日は2~3回に分けてしっかりと土に水分を含ませます。
植えてから1週間は毎日1回水やりを、そのあとは、露地植えの場合は土の表面が乾く前に、鉢植えの場合は2日に1回程度水やりをしてください。


露地植えの管理方法

露地植え栽培は充分な土により、乾きにくく、温度がゆっくりと変わるのが特徴です。栽培管理は鉢植えに比べ簡単です。
一方で天候の変化を直接受けてしまうので、積雪がある場合は温度が上がりにくいため、生育が遅れてしまいます。萌芽・展葉後の積雪は葉を痛める危険があるため、鉢をさかさまにするなど雪囲いして防ぎます。


鉢植の栽培管理

鉢植え栽培は天候の変化に応じて栽培場所を変えることができ、開花時期を調節しやすいのが特徴です。逆に土の量が限られるため、乾きやすく、土の温度も気温に応じて変化しやすくなります。冬咲きアイス球根は、栽培温度に敏感に反応します。10~15℃の生育適温を目標に栽培場所を替えて早く咲かせることにチャレンジするのも楽しみ方です。


Q&A

Q.掘り上げた球根を翌年も咲かせることはできるの?
A.根がたくさん伸びる露地栽培のほうが球根は肥大しやすくなります。開花後花柄を摘み、葉だけの時期にも水やりを行い、早枯れを防ぎます。収穫後、夏場は風通しの良い冷暗所で保管します。翌年の開花は早く咲くことはなく、一般的な4月になります。