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スタッフブログ
球根にまつわる話題や、最新のリアルな産地情報など気ままに書きつづっています。
気の早いチューリップ
2010年3月30日 投稿者 : 営業部 石村 大
九州の「夢の紫」は草丈約20cm
となみチューリップフェアの「夢の紫」は草丈約50cm
特に九州などの南の地域で多いのが、普通に球根を路地に植えたのに異常に早く咲いてしまう気の早いチューリップ。(※特別な処理をした冬咲きチューリップとは違います)
気候の温暖な地域では、冬季の急な温度上昇でチューリップが色付き始めたりすることがあります。
チューリップは本来、冬にある程度の期間低温を受けてから、春の温度上昇とともに成長する植物です。
でも、冬の気温、地温が高いと低温の期間が不十分でも、温度に敏感な品種はひく~いところで蕾に色がついてしまったりします。(これは、これで、可愛らしいとの声もあるが…)
実は最近、同じ現象が関東、関西、東海でも報告があります。
これは近年の温暖化により平均的に冬があたたかくなったことと、真冬に4、5月のような春日になる異常気象が原因です。
私たち人間が温暖化を肌で感じる以上に、チューリップは地球の異変に気付いているのかもしれません。
富山産チューリップ開花情報From直方(のおがた)市
2010年3月29日 投稿者 : 営業部 石村 大
すくすく育っています(3月19日の様子)
参考に昨年の様子です。
福岡県直方市の河川敷に植えてあるチューリップ達の様子を見に行きました。
こちらでは平成9年に第1回「のおがたチューリップフェア」を開催してから今年で14回目となります。過去に一度存続の危機もありましたが、地元住民や遠方のお客様からの強い要望があり継続されたという経緯があります。
ちょうどその時にいろいろな相談にのり、富山の球根を植えてもらうようになりました。
球根産地ならではの栽培指導から病害対策まで全力サポートして、綺麗な花を皆さんに見てもらえるように事務局の方と力を合わせてチューリップを育てています。
さて、今年のチューリップの様子は…
ちょっと前までは芽が出てきましたと聞いたのですが…
やっぱり九州は暖かい。
あっという間に葉っぱが展開して、もう20cmくらい伸びていました。
早い品種はもう蕾も見えますし、気の早いチューリップは色が付いています。
これから、4月3日(土)の開幕に向けて
順調に育ってくれたらと願っています。
直方市のHPでも生育状況のご案内がありますので、見に行きたい方は確認してみてくださいね。
卒業式チューリップ!!~花育チューリップへの取り組み~
2010年3月24日 投稿者 : 生産指導部 島田 史織
6年生の教室外に飾られたチューリップの水栽培
おめでとう、そして感謝の気持ちを込めて
富山市内小学校56校の1年生が卒業式に向けて取り組んだチューリップの水栽培。
梅の花が香る3月18日、富山市柳町小学校(永森悦子校長)で卒業式が執り行われました。
26名の1年生が1月22日に栽培を始めた水栽培。品種によって開花時期が違うため、同じ時期に開花を揃えることや、温度管理が難しく、チューリップが倒れそうになったり、四苦八苦しながらの栽培でしたが、卒業生のために頑張りました!
卒業式を前に、6年1組でチューリップ水栽培の贈呈式が行われ、水栽培を贈られた卒業生は「下級生の気持ちが伝わり嬉しかった。」と、とても喜んでくれました。花に込めた気持ちが伝わったんだなと、見ているこちらも暖かい気持ちに。
卒業式では永森校長先生が「咲いた咲いたチューリップの花が、どの花見ても綺麗だなとの歌にあるように一人一人がそれぞれの良さや可能性をもっています。自信を持って元気に巣立って下さい。」と卒業生にお祝いの言葉を贈られました。そして、卒業証書授与式では、子供たちが自分たちの想いを述べ、まだあどけないけど力強い姿に、子供たちの持つ可能性を感じ、じ~んときてしまいました。
チューリップの水栽培をとおして、誰かのために育てる思いやりの心や、生命の不思議さ・大切さなどを学んでくれたら嬉しく思います。そして何よりも笑顔が広がったことが、花育に取り組んだ大きな成果ではないかと思いました。
卒業生のみなさん!!本当におめでとうございます!!
チューリップの新品種が生まれるところ
2010年3月23日 投稿者 : 総務部 梅本 康二
今回ご紹介するのは富山県農林水産総合技術センター園芸研究所です。花や野菜の研究所で、チューリップの病理研究と共に新品種の開発を行っています。
写真(上)は新品種を作るための交配作業の様子。写真(下)は2~3年前に交配された育成中のチューリップです。この一本一本が全て新品種で、どんな花が咲くのかまだわからない「宝の山」です。
ここ園芸研究所では、これまでも綺麗な花姿や病気に強い新品種がたくさん発表されています。最近では、花壇向きの「春万葉」「白ずきん」「紅ずきん」、鉢植えに人気の「春天使」「春乙女」、可憐な花姿の「ありさ」「ウェディングベール」などがここで誕生しました。
富山で生まれる品種は日本の気候でよく育つので、お客様はもちろんですが農家にも嬉しいものなのです。
チューリップを交配し、種から育てると開花するまでに3~5年、品種として発表されるまでにはさらに約15年と長い年月がかかりますが、今この瞬間に交配した新品種が、どんな花を咲かせてくれるのか考えると、楽しくなってきませんか?
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